2006年05月06日

(07話)第1章・その7

「お客様、何と?」
「俺が250万払うから、あれを終わらせて欲しいんだ」
「なるほど、お客様が鞭打ち50回分をお買い上げになるということですか」
「そうとってもらっても良い」
 男は「失礼」と言うと携帯で連絡を取り始めた。その携帯の中に使われているチップのひとつは、私が開発したものだ。
「鞭打ちはあと61回残っております。そうすると305万のお買い上げとなりますが、構いませんか」
 私は頷いた。しかし舞台上では40回目の鞭が振り下ろされた。
「おや300万円となりましたな。では次回に現金でお持ちください」
 男が携帯に何か言うと、下の舞台の照明が暗くなった。「都合により中止いたいます」と女の声が聞こえる。
 私は椅子に座り込んだ。双眼鏡を持つ手に汗がにじんでいるのに気がついた。
posted by AWAWA at 02:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 拷問室の妖精
この記事へのコメント
小柄で美しい女を両手吊りにして鞭、ゾクゾクします。画像でもぜひ見たい場面です。
Posted by 雷太 at 2006年05月14日 05:32
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