1998年11月22日

折檻倉(13話)藍子・折檻椅子2

藍子は椅子にしばられ鞭打たれる

ペンチ責め(続き)

藍子は首を後ろに反らせ尻を浮かせ、ペンチの動きにあわせて乳房を上へ動かそうと必死であった。椅子に手首と足首を縛り付けられているので、身体を浮かせるしか手はないのである。身体全体を弓の形に反らせる。椅子に縛られた不自然な格好であるために、手足に負担がかかる。

ペンチに挟まれている部分が強烈に痛い。乳房が引き抜かれるような痛みも感じる。藍子は悲鳴を上げた。これ以上からだを反らすことができない所まできている。藍子は泣きながら叫んでいた。
「もう、許して!」
「これ以上はできません」
無駄だとは自分でもわかっているつもりである。それでも叫んでしまう。限界を越えた苦痛には理性は無力であった。

男はペンチに更に力をこめたようだ。肉の痛みが倍加した。藍子は途切れ途切れに悲鳴を上げる。男が乳房の肉をえぐりとってしまいかねないことを藍子は知っていた。男は女の命にさえ別状なければ何でもしてしまう人間である。このままペンチで肉をえぐりとることも充分あり得た。自分としてはどうしようもない。痛みに耐えていくだけである。

そのとき、肉を引く力が消えた。反動でぐったりと椅子にへたりこむ。男がペンチを緩めたのだ。

乳房はまだずきずきする。藍子は呼吸を整えようと試みる。震えているために息が連続して出来ないことがわかる。男の手の動きには何時ものことながら容赦は感じられない。男は蛇の生ごろしのような真綿で首を絞めるようなことはしない。常に徹底的に痛めつけるのだった。男は痛めつけることだけを目的としているようだ。女を怖がらせる事や許しを乞うのをはぐらかすとかいう事には、まるで関心がないようであった。要するに女の肉体だけが全てなのらしい。

*

男は藍子がからだ全体で息をしている様子を楽しんだ。女が胸を上下させて息をするのは奇麗だ。藍子の場合は、からだが大柄な上に乳房が男好みの形をしているから、なおさら楽しいのであった。

藍子を捕まえる前は、藍子の裸がどんな風なのかを男は想像して楽しんだものである。男は頭の中で描いていては一人でにやついていた。実物の藍子は、肌はそれほど奇麗ではなかったが、身体は想像通りの女であった。特に乳房が良い。

男は、塩を手にすると藍子の乳房になすりつけた。乳房は肌を傷つけられて、皮膚が破れて血がにじんでいる所が何個所もあった。男は、塩の付いた手で藍子の乳房をもんだり、握り締めたりを繰り返した。藍子は歯を喰い縛っている。情けない声で泣く。

鞭打ち責め

藍子のからだの美しさを考えているうちに、男は藍子のからだを鞭で打ちたいと思いつく。藍子の乳房を鞭で打ってゆがめてやるのは楽しいことだろう。男は鞭を手にとった。

乳房を打つ。藍子の顔がゆがむ。打たれた部分の肌に鞭の後が赤く腫れて残っていく。鞭が空をきる音と肉を打つ音と藍子の短い悲鳴との3つがいり混じった時間がすぎていく。乳房は鞭に打たれてゆがんで揺れる。きれいに鞭が決ったときにはピシリととてもよい響きの音がするのだ。

藍子は顔を背けるように首を後ろに倒している。そのため身体が反って、まるで鞭で打ってくださいという具合に乳房や腹をさらしている。首を下げて顔を鞭で打たれるのを恐れているようだ。

男は、藍子が自分の意志で突き出した乳房や腹を鞭で打つのを楽しんだ。
「あうっ」
「あっ」
藍子は身体を震わせながら短い悲鳴を繰り返す。男は藍子を誘拐した最初の頃を思い出した。当時は、鞭で十回も打つと藍子は半狂乱の有り様であった。今は鞭打ちに耐えながら、乳房や腹をさらしている。
(女はこうして成長していく訳だ)
この調子なら、命の危険があるためにためらっている責めも、いずれは実行できるかもしれない。男は、藍子の成長を喜んだ。

男が腹を連続して鞭打つと、藍子はたまりかねて身体を丸めた。
「ぐええ」
首を胸の前に下げる。男は顔を狙って鞭を振った。
「いっ!」
鞭は藍子の顔面を横殴りにした。

藍子に首を下げるな、ということを教えてやる目的であった。しかし、藍子はおびえたように身体を丸めたまま震え続けた。前のように身体を反らす気配は無い。逆効果のようであった。

男は鞭を置き、藍子を固定している椅子の後へまわった。髪を掴んで首を後ろへ反らせる。
「い、いやあっ」
男が手を離すと、藍子は再び身体を丸めた。

男は、藍子の頭髪を束ねて縄で縛った。縄を引き、藍子の身体を反らした。縄を椅子の後ろでくくる。藍子が自分の意志で行なわないのなら、強制するだけである。

男は鞭打ちを再開した。
(来週は美樹、再来週は亜希子だ。しばらくこの女を責める予定は無いから、今日はたっぷり責めるか)
近くのテーブルに男は目を向けた。苦痛を与えるための道具が並んでいる。焼き鏝、針、ペンチ、大型ペンチなど。
(次は何にするかな)
男は、藍子の乳房を思い切り鞭打ち、打たれた乳房が揺れる様を楽しみながら、次の責めを想像して楽しんだ。

希望

美樹は、今日の責めが中止になった事を感謝していた。男は美樹の代わりに誰かを責めているようである。その人に悪いとは思う。今も悲鳴が切れ切れに聞こえている。人間の声とは思えない悲鳴である。美樹はあわてて耳を覆った。

股間の火傷は、男に訴えたほど悪くは無い。すでに治りつつあった。責めから逃れるための嘘であった。
(今日はうまくいった)
美樹は運のよさに感謝する。
(でも来週は)
男は鞭打ちだと言っていた。足を広げられて股間を鞭で数十回も打たれる。しかもその間、声をだしてはいけないのだ。美樹は耐える自信はなかった。耐えれない場合は、顔をアイロンで焼かれるのである。男はそう言っていた。
(嫌だ)
美樹は身体を震わせた。
(誰か助けて)
美樹は、二日前に偶然つかまえた希望の事を考えた。
(もし、うまくいけば助かる)
しかしうまくいかない時は。
(早く、誰か助けて)
美樹は祈るしか無かった。また、悲鳴が聞こえてきた。耳をいくら覆っても聞こえてくるのであった。
(ごめんなさい、ごめんなさい)
美樹は、自分の代わりに酷い目に会っている誰かに謝り続けた。

*
posted by AWAWA at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・折檻倉
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